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息子の場合は?
2019年から視線ビューワという視線履歴を記録できるソフトを使いだしました。
息子がどう見ているか、どのように気づいているのかを確認し状況を推測することができるようになりました。
息子は、視覚情報を少なくし、見てほしいものを強調すると、息子には見やすく、わかりやすくなるようでした。
例えば下の事例では、モニター画面の背景に黒を選び、ボタンを一つ中央に表示しています。
このボタンを見ると手前のプラレールが動きます。
その一連の様子が確認できるように、息子の視野に収まるように置いています。必要なのみ情報を提示しています。
モニターの外枠(ベゼル)部分には青い蛍光テープを貼り強調しました。
「画面をみて」と声をかけたときに、青い枠が手掛かりになることを期待しています。
EyeMoTボックスアプリ (伊藤 史人、島根大学総合理工学部 重度障害者支援チーム )で画面中央にボタンを設置します。
このボタンを一定時間注視することでEyeMoTボックスに入力信号が送信され、iPad+タッチャー(システムデザイン・ラボ)に出力されるよう組み立てています。
iPad+タッチャーが iPadアプリ MaBeeeコントロール(ノバルス株式会社)を操作してプラレールを走らせます。
YouTube https://youtu.be/fUweOm5ddoc
Tobii Ghost のように視線をトレースできるアプリがあります。視線マウス等に同梱されていることもあります。
この機能を使うと、今まさにどこを見ているのかが一目瞭然となるので、息子とのやりとりが助けられます。
例えば画面上の犬の写真を見たタイミングで「犬だね」のような声かけができます。
息子にも私にもわかりやすくすることができています。
視線入力を離れた場面でも、対象物を強調したり、言葉かけに注意したりしています。
下の写真は室内でボーリングの練習をしている場面です。
ピンの下に赤いマットを敷き、ボールにスポットライトを当て、光る素材を用いてみました。
ボール(Amazon.co.jp)
LED IMPACT Module(秋月電子通商)