視線入力で何をするのか、どう進めていくのかということを考えるなかで、目を上手に動かせるようになるための練習がまず必要だなと思い、注視の練習にとりくみました。
初歩用のアプリで注視の練習ができるものに、Look to Learn の「たまご」や「ハッピーバード」があります。
これらは、あらかじめ定められた注視時間で取り組みます。
Look to Learn センサリー「たまご」
Look to Learn (Thinksmartbox/クレアクト)
Look to Learn サウンド「ハッピーバード」
Look to Learn (Thinksmartbox/クレアクト)
しかしその定められた注視時間は息子にとっては長すぎました。遊びづらい感じが何とも心配でした。
そこで、息子に合わせて注視時間を設定できるパワーポイントスライド絵本を作りました。
画面の所定のボタンを注視してページを進める仕組みにしました。
自作教材 スライド絵本「おおきなかぶ」(福音館書店)
YouTube https://youtu.be/RaxXohaVE8w ※リンクはずれを修正しました(9/10)
ゲーム中の画面をキャプチャするEyeMoTゲームレコーダーと、記録したデータを再生するためのEyeMoTゲームビューワを用いて、ゲーム中の視線の動きを記録したり、あとから確認することができます。
画面上の視線の動きをリアルタイム表示するTobii Ghost (Gaming tobii.com) というアプリで、息子が今画面のどこを見ているかを確認することができます。
次の動画では、ナレーションを聞きながら画面を確認しようとしているのではないかと推測できる様子、拙い動きながらもそれを推測させる様子が記録できました。