CVI とは

CVI は、脳の視覚中枢の損傷により脳と目の間の情報処理が阻害され生じている状況の総称だということです。

CVI の人は、目は見えていても (眼の機能は正常であっても)、脳は見ているものを正常に解釈していないということです。

 

CVI の息子にとってわかりやすい生活を目指したいと思い、保護者向けの出版物やWEBサイトを検索してきました。

CVI に関する情報の多くは米国や英国にあります。

具体的な実践紹介のようなものは少なく、これからが期待されます。

以下は、私が個人的にとくに注目したWEB情報です。

さまざまな情報から、まず、CVI の見え方や行動の特徴を知ることができます。

 

1、What is Cortical Visual Impairment (CVI)? - Little Bear Sees(https://littlebearsees.org/what-is-cvi/)

CVI のお子さん(重症心身障害児や乳幼児が多い)を育てている親が Little Bear Sees というグループを立ち上げ、WEBサイトによる情報提供、アプリの販売、研修会や相談会(会員のみ)などを行っています。日本語には対応していません。

このページでは、CVI の特徴的な行動、視覚刺激や対象物への気づき方や行動について要点をまとめています。Microsoft の Edge の拡張機能の日本語翻訳をつかうとそこそこ読めます。
このページには、研究論文や生活上のヒントとアイデアのページへのリンクもあります。

 

2、What does CVI look like? | Perkins School for the Blind(https://www.perkins.org/what-does-cvi-look-like/)

ボストン郊外にあるパーキンス盲学校の WEB サイトページです。

保護者向けのeラーニングが大変充実していますが、重度の運動機能障害と重複しているケースの情報は少ないです。
上記リンク先のページではCVI 特徴について要点をまとめています。Little Bear Sees のものとは着眼点が異なっています。

 

CVIは大脳皮質の残存機能がひとりひとり異なります。

その人の運動性や生活の仕方もちがいます。

着眼点や課題、支援事例が息子にぴったり当てはまる可能性は小さそうに思えました。

 

皮質/脳視覚障害:基礎的な概要と理解|パーキンス eラーニング (perkinselearning.org)(https://www.perkinselearning.org/earn-credits/online-class/corticalcerebral-visual-impairment-foundational-overview-and-understanding)

※有料コンテンツもあるようです

CVI の見えづらさやわかりづらさを知り、それらへの支援方法を考えていくための最初の入り口に立つことができます。

 

 

まずは基本情報をしっかりと得ようと思います。

■息子の場合は?

 

comming soon